シアワセのカタチ

結婚して 主婦になりました。嬉しい事に 結婚式後にすぐ妊娠。無事に息子が産まれてきました。 新たな人生のスタート記念に 日々の事をブログにまとめて残そうと思いました。

人間味溢れる 素敵な本でした 【ゼロ 堀江 貴文】

初めてテレビで見た印象は「なんでこんなに人に嫌われるような発言ばかりするのだろう?」

 

物凄く頭が良くて 決断が速い。だけどコンピューターみたいに冷静沈着と言うわけではなく 感情も露わにするし どこかスゴく人間臭い。私個人としては 嫌な印象は無く 面白い人が出てきたんだな~と当時テレビを見ていました。

 

年下の私から見れば とても面白い人だったけれど 目上の人から見れば 本当に生意気で気に入らない存在だったのだろう。【出る杭は打たれる】 見事にその通りになってしまいました。

 

その後 テレビで男泣きする彼を見た。【逮捕】という消せない事実。「親に申し訳ない」と言っていた。そこに居たのは普通の男性だった。何でここまで叩かれたのか?もう少し 違う態度を取っていたら こういう結果にはならなかったのかな?

 

最近 またテレビで彼を見かけるようになった。彼は少し 丸くなった気がした。勿論 相変わらずのホリエモン節は健在だけど ちょっと違う印象だった。

 

この人の言葉はいつも直球ストレートで 嘘が無い。だからこそ 誤解を生むこともあるし 事実をそのまま述べて 相手を怒らせてしまうのかもしれない。でも 新しい何かを生み出したり作り出す人って 叩かれるもの。確かに逮捕は残念だったけど 彼の言葉には行動したからこその重みがあって 彼がどんな人間なのか興味が沸きました。今回 全てを失った後に出版された こちらを読んでみることに。

 

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刑務所内での孤独な夜 嗚咽したこと。幼少時代。学生時代。そしてライブドア時代。マスコミから発信される情報とは 全然違った堀江さんがここにはいました。

 

努力を努力と思わない【没頭】の天才。そして寂しがり屋で 対人関係がとても不器用な人。でも 中身はとっても温かい。社員をいかに愛していたかが 文面からも伝わってきました。

 

こんなに成功した人でも スタートはゼロから。掛け算ではなく 小さなイチを足していった先に 目指す姿がある。経験した人の言葉は やはり重みがあります。

 

仕事に対する熱意も素敵ですが 【親からの自立】という章は 絶対自分の子供に読ませたいと思いました。そして 愛情表現は貧しかったけれども 仕事を一生懸命する彼の根本にあるのは 懸命に働く両親の姿。お互い不器用で 会話は殆ど無いけれど そこはやはり親子で どちらもお互いを大事に思っているのが感じられました。

 

【良い子に育てほしい】という前に やはり私は私の人生を楽しむ姿を見せることが 一番大事なんだと確認出来ました。堀江さんのお母さんみたいに ちょっと極端すぎるのは また対人関係で色々問題があるので真似は出来ませんが…笑

 

43歳の彼は また新たなスタートライン。何歳になっても 新しいことにチャレンジすること。本当に大事ですね。私でも もしかしたら企業出来るかもしれないし 人生何が起こるか分からない。だけどその初めの一歩は 【小さなイチ】。堀江さんも 私も同じ。

 

とっても勇気が貰えた一冊でした。今後の彼に注目すると共に 空きっぽい私もブログを毎日書くことで まずは小さなイチを積み重ねて 自分に【自信】を持ちたいと思います。